ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調/ブスタボ(V)/メンゲルベルク指揮/アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団 1943年Live [ベートーヴェン]
(KING:KICC-2060)
ブスタボが24歳の時の共演。
女性とは思えないエネルギッシュなとても力強い演奏。
メンゲルベルクの指揮の下で、ド迫力のオーケストラの音量にも負けないくらい、弓を一杯使いきっている様子が伝わってきます。
旋律は、ヴァイオリン、オーケストラ共に大きく伸び縮みしながら、絶妙なバランスで表情豊かに歌い上げています。
ここまで崩しても、呼吸が合うところが凄いと思うのと同時に、魂で演奏しているんだなと感じます。
カップリングのブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番も必聴ですね。
(ARCHIVE DOCUMENTS:ADCD 117)
国内初出CDのKING盤と同じカップリングで、ARCHIVE DOCUMENTSからも発売されていますが、私の聴いた環境では、ARCHIVE DOCUMENTS盤の方が、会場の雰囲気がより伝わってくるような感じで、好感が持てました。
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