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ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 アラウ(P)/クレッキ指揮/フランス国立管弦楽団 [ブラームス]

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【レーベル:Archipel】
【品番:ARPCD-0443】

■ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
 パウル・クレツキ指揮/フランス国立放送管弦楽団
 録音:1959年9月13日(ライヴ)
 場所:モントルー

エアチェック音源をかなり聴きやすくノイズ除去+残響処理されているみたいですね。
その為、個人的には音質は鑑賞に耐えられるレベルです。(個人差はあるでしょうけど・・・)

それにしても、フランスのオーケストラで、こんな重量級の演奏があるとは驚き。[exclamation&question]
ピアノの鍵盤を叩きつけるかのような激しいタッチの音に、ギリギリまで溜めて叩くティンパニの轟音に弦楽器のシャープな音色が重なり、重厚なハーモニーを楽しめました。


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ベートーヴェン:ピアノソナタ全集 [ベートーヴェン]

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【レーベル:SOLAL】
【品番:SOL-006】

数ある全集の中でも、意外に少ないのが、演奏者の個性や音楽性を排して、純粋にベートーヴェン自身の芸術性を聴くことが出来る演奏。その意味では、この全集は誠実なアプローチで作品美を堪能できる演奏です。
ベートーヴェンのピアノソナタを初めて聴く人、または演奏家の音楽性を排して、楽譜を片手に純粋にベートーヴェン自身が作品へ込めた思いを想像しながら聴きたい人にはお勧めできるアルバムだと思います。

演奏は、ベルギーを代表するピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院で教鞭をとってきた名教師にして名手ド・フロート。そして、その拘りを垣間見ることができるのが、全10枚に収録された曲順。
一枚毎に、前後の曲の調性を意識した一夜のコンサートを彷彿とさせる曲の組み合わせです。
それ故か、聴き始めると途中で止められず、トイレ休憩を挟みながら全曲を一気に聴くことができます!

録音は、1998年ブリュッセル王立音楽院で行われ、音が拡散してしまうことなく適度な残響を保ちながら、微細な音が消える最後の瞬間までが生々しく収録されています。
ピアノの音と音が繋がる中、時折現れる休止により音が消えた直後の無音の瞬間が、こんなに重要だったのかということを、最認識させてくれる素晴らしい録音です。

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