ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/バレンボイム(P)/バルビローリ指揮/フィルハーモニア管弦楽団 [ブラームス]
(EMI:CDM7 63536 2)
1967年8月、バレンボイム25歳頃の録音。
バルビローリとフィルハーモニア管弦楽団のバックで、若い生命力溢れる演奏。
ジャケットの写真は少し老けて見えますね。
よく言えば、巨匠の貫禄かな?
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 ポリーニ(P)/オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団 [ブラームス]
(ARKADIA:CDHP 600.1)
1971年12月6日ライヴ。
珍しい組み合わせですね。
エアチェック音源のような感じですが、鑑賞には支障ないレベルです。
色彩豊かなオーケストラをバックに堂々とした透明なピアノの音が映えます。
でも、実はボーナストラックの演奏の方が、更に貴重な録音だと思います。
ボーナストラックとして、1958年のジュネーヴ国際音楽コンクールでのスイスロマンド管弦楽団との同曲演奏が第一楽章だけ収められています。
ポリーニは1位該当なしの2位入賞。この時の演奏を良い音で聴くことができます。
この前年の1957年も、ポリーニは2位入賞。1位は南米の新星、アルゲリッチでした。
2年連続2位は悔しかったでしょうね。
若々しく完璧な演奏をしていますので、全楽章を聴いてみたい!
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 アラウ(P)/クレッキ指揮/フランス国立管弦楽団 [ブラームス]
【レーベル:Archipel】
【品番:ARPCD-0443】
■ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
パウル・クレツキ指揮/フランス国立放送管弦楽団
録音:1959年9月13日(ライヴ)
場所:モントルー
エアチェック音源をかなり聴きやすくノイズ除去+残響処理されているみたいですね。
その為、個人的には音質は鑑賞に耐えられるレベルです。(個人差はあるでしょうけど・・・)
それにしても、フランスのオーケストラで、こんな重量級の演奏があるとは驚き。
ピアノの鍵盤を叩きつけるかのような激しいタッチの音に、ギリギリまで溜めて叩くティンパニの轟音に弦楽器のシャープな音色が重なり、重厚なハーモニーを楽しめました。